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花見っ子ガーデン30 古賀市立花見小学校ビオトープ再生プロジェクト

2003年に完成した当時のビオトープは自然のままにしておく考え方から、年数が経つにつれ、草が伸び、水質が悪くなり、誰も入らない場所となり、柵がつくられ “誰も入ってはいけない危険な場所”となってしまいました。

そこで、学校の30周年記念事業として、事業部が立ち上がり、ビオトープの再生プロジェクトが始まりました。

2020年から小学5年生と6年生のプロジェクトメンバーと「子どもと大人のガーデンサミット」を開催して何度も話し合いの機会を持ちました。この場所に本当に必要な物、継続して管理するにはどうしたら良いか、子どもたちがアイデアを出し合い答えを見つけていく作業は これから先、どうしたら良いか迷った時に間違った方向へ行かないためにとても必要なことでした。

大まかな造成作業は重機が入りましたがそこから先はすべて人力での作業でした。子どもたちが計画したガーデンのイメージを大人たちが造ります。何トンもの土を動かして山をつくり、石を積み池をつくり、花壇も手作りの石積みで造りました。

作業には卒業生や地域の方々も参加されました。人の手や費用面など地域からの協力もあったこのプロジェクトですが、子どもと先生方や実行委員方の熱い思いがあったからこそ、形になったと感じました。 思いのある方たちと、このプロジェクトが共有できたことは私達にとってとても幸せな事でした。これから花見っ子の後輩たちへどう受け継がれていくのかとても楽しみです。